ねこが暮らしやすい間取りは?
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ねこが部屋を移動する場合、そこにドアや扉があったら、当然手で開けようとするにゃ。
手先は器用なので、殆どのねこは引き戸なら自分で開けられるにゃ。
でも閉まっているドアや、重い引き戸は自分で開けられない。
そんな時はドアや近くの壁をガリガリして、お家の人に開けてアピールをするにゃ。
ただ、ぼくたちの爪は尖っているから、ガリガリすると怒られるにゃ。
最近は便利なペットドアもあるけれど、もっと根本的に解決する方法を紹介するにゃ!
ねこのご先祖は狩猟動物だったので縄張り意識があって、家猫にも本能的にあるものにゃ。
自分の暮らしている家の中に変化がないか、毎日パトロールすることが欠かせないのにゃ。
いつもくつろいでいる窓辺やトイレ、寝床のある部屋をパトロールするために行き来する時、
ドアや扉があると開けるためにどうしても爪を立ててしまうにゃ。
おうちの人には壁やドアに傷をつけると怒るし・・・。
でもパトロールはしないといけないし・・・。
いっそドアがないおうちにならないかにゃ~!?
オープンな間取りは家族のコミュニケーションも図れるし
ねこにとっても人にとっても、きっと過ごしやすい間取りになるにゃ!
玄関からダイニングへ続くホールのドアをなくしてみると・・・。
来客があっても気づきやすいにゃ。
キッチン、ダイニングとリビングの床の高さをかえると・・・
壁がなくても部屋の区切りをつけることができるにゃ。
リビングの奥には玄関に続く通路があるにゃ。
壁をうまく利用することで、目隠し効果があるにゃ。
リビングも玄関に続くホールにつながっているから
来客があった時は直接リビングに通すことが出来るにゃ。
そして猫用トイレも壁で仕切って、部屋からは見えにくくするにゃ。
これでぼくたちもゆっくり用を足すことが出来るにゃ。
それに洗面所に通じる廊下もドアがないのでおうちの人も行き来がらくちんにゃ。
逆に収納など、ぼくたちが入ってはいけない場所にはドアを付けるにゃ。
ぼくたちの生活スペースを確保しつつ、隠すところはちゃんと隠すのにゃ。
間取りをオープンにするとエアコン等の光熱費が気になるかも。
特に冬場の階段からの冷気が降りてくるのがイヤって場合は
ロールスクリーンでもかなり断熱効果を持たせることが出来るにゃ。
ロールスクリーンならドアと違って、ぼくたちも爪を立てることなく通れるにゃ。
また、玄関からの冷気は風除室を設けることで格段に防げるんにゃよ。
床の高さを変えたり、間仕切り用の壁を建てることで各部屋を上手に区切りながら
部屋を広く見せることが出来るのにゃ。
そしてドアを少なくすることで、部屋の移動が楽になるメリットもあるにゃ。
ただ、玄関に続く廊下にもドアがないので
来客時や玄関ドアを開ける時には、ぼくたちが脱走しないように気をつけてにゃ。