トイレはどこに置いたらいいの?

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  1. ねこと暮らす間取り

ねこはグルーミング(毛づくろい)をするので、他の動物に比べて体臭は少ないといわれているにゃ。
もちろん個体差や種類によってその体臭のキツさもかわってくるけれど、ほとんどのねこは長い間シャンプーをしなくても大丈夫みたいにゃ。

ただ、トイレに限ってはそうも言っていられにゃい!!

「ねこは臭い!」というイメージがあるとすれば、たぶんそれはおしっこやうんちの臭いが原因にゃのだ。
ねこがトイレに入った後は「なるべく早くトイレを掃除してほしい」と思うのは、キレイ好きなねこにとっては総意にゃ。
でも、こまめに掃除することによってお部屋の臭い対策にもなるのにゃ。

つまり、ねこも人も快適に暮らすためには「トイレをどこに置くか」というのはとても重要なことにゃのだ。



トイレは「落ち着いて用が足せるところ」であって欲しい。
これはねこも人も同じにゃ。

だからといっておうちの隅っこや、普段人が出入りしないところに置いてしまうと、
用を足したことが分かりにくくてお掃除が遅くなってしまいがちにゃ。

放置する時間が長くなると臭いも充満してしまうし、
次にトイレに行ったときにそのままだと、うまく用が足せなくなるねこもいるにゃ。
トイレは出来るだけ人がいるところの近くに置いて、
用を足したらすぐにお掃除してほしいにゃ。



そこでぼくが考えたのは「リビングにトイレを置く」!!!



そんなところに置いたら、どんなにすぐにお掃除しても臭いが気になる!!!

と言われるかもだけど、クローゼットの中にトイレを隠してしまえばどうかにゃ?
クローゼットの扉を閉めておけば、お部屋に臭いが広がらなくてすむし、
ぼくたちも人の視線を気にせずにゆっくり用を足すことが出来るにゃ。




トイレへの入り口はペットドアという手もあるけれど
思い切って壁に穴を開けてみたにゃ!
壁に小さなトンネルが開いているのも、お部屋のアクセントになっていいかもにゃ?

リビングやキッチンと近いところならば、ねこがトイレに入ったことも気づきやすいにゃ。
用を足してトイレから出てきたら、なるべく早くお掃除をしてほしいにゃ。




このクローゼット収納型のトイレ、実は洗面所にも面しているのにゃ。

洗面所側の扉はパンチングパネルになっているので、
リビング側の扉が閉められていても真っ暗にならないし、適度な目隠し効果もあるにゃ。

なにより通気性が良いので、洗面所の換気扇でトイレの換気も同時に出来るのにゃ。

トイレの天井部分に感知センサーを取りつけて換気扇と連動すれば
ねこがトイレに入ると自動的に換気扇が動き出す仕組みにゃ!
トイレの入り口が開いているから、換気扇1つで空気が自然に流れるのにゃ。

トイレが汚れて洗面所のシンクやバスルームで洗う時も
パンチングパネルの扉を開けるだけでサッと取り出せて、移動もらくらくにゃ~♪




トイレの床はタイルなので、汚れてもさっとふき取れるし
洗剤をつけてゴシゴシ洗うことも出来るにゃ。

リビングからは床が一段下がっているので
細かい猫砂がリビングに飛び散るのも防げるのにゃ。




トイレの上は収納棚にして有効活用にゃ。
リビング側にはペットフードや猫砂のストックを置いたり、
洗面所側にはタオルや着替えを仕舞えて便利なのにゃ。


トイレをチェックすることは、ねこの体調管理にもつながるのにゃ。
「臭いが気になるから」と、人から遠ざけるだけじゃなく、
うまくお部屋のスペースを利用してトイレを置いてほしいにゃ。



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